原作大改変。映画『違国日記』を観た 感想 レビュー を正直にお話します。
180万部を突破した名作です 原作は まるで生きているかのような言葉の数々に 私たち読者は救われ、青春だけでは伝えきれない 大人と子どもの心の葛藤と成長に共感し、 大変愛された作品です 本作は 2時間30分ほどという 長編映画でありながら、その時間が 足りずに原作のメインである モノローグのほとんどをカットするという 挑戦的な意欲作でもあります 極力ネタバレなしで感想レビューをしてまいります が、今回は少し辛口になってしまったために、苦手な方は こちらでご視聴を控えていただけますと幸いです 既にご視聴したという方は、ぜひ共感した 内容や感想コメントをお待ちしております それではどうぞ あらすじとしては、人見知りな 女性小説家と、人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いた ヒューマンドラマです 姉を亡くした槙生は、親族の 無神経な態度に耐えられず、15歳の朝を 引き取ることになります 互いに戸惑いながらも、親友や 元恋人の支えを受けつつ、 二人は次第に家族以上の かけがえのない関係を築いていくという物語で、本映画は 脚本化されていました まず、本作の監督である 瀬田なつき監督の作品自体がいわゆる芸術的な作品であり、興行的な作品ではないようなものが多いです そのため、前作のジオラマボーイパノラマガールと比べたら、 ストーリーもキャスティングも だいぶ映画作品らしくなったと感じました しかしながら、原作の重厚さと、 それを軽やかにも美しくつなぎとめる 二人の関係を表現するには、いろいろと 足りなかったと感じた部分が多かったです そのため、原作をすべて読んだ方と未読の方では だいぶ印象が異なると感じました 本作は 2時間30分ほどの長編でありながら、監督は 原作のモノローグをすべて消すという 挑戦を行っています そのため、インタビューで セリフを厳選したことへの苦労も語られていました しかし、そのせいで、原作 未読の方にとっては、主人公の朝に焦点が 当たりすぎて、他の事柄が中途半端に 詰め込み過ぎになり、一つ一つのエピソードが弱く、印象も 薄く感じたことでしょう 槙生のエピソードも描写も少なく、 その時々の感情や行動の原因も伝わりにくかったと思います また、映像表現としても、孤独や他人とのちょっとした「違和感」を、 ただ単に周りの人物を消すという、わりと 漫画的な表現をしながら、原作の最大の魅力である 言葉選びやセリフを改変してしまい、原作尊重なのか 映像作品にしたいのか、どっちつかずでちぐはぐな表現に感じられました そのため、モノローグをたっぷりと 削ってしまったことで、長時間の上映にも関わらず 説明が足りず、中身が薄くまとまりきれず 中だるみしてしまったという方は、レビューや口コミからも 少なくありませんでした 具体的には 2つあり、1つ目は原作で描かれる 不条理で残酷な世界観や衝突を 表現できておらず、綺麗な歌声の描写が始まり… というのも、原作を読んでいない方にはあまり意味も 共感も持てずに終わってしまったのではないかと思います 2つ目は、思春期の子どもにとって親の死とは 何かが原作では丁寧に描かれていたのに対し、日記が まるで必要ないとまで思わせるような まとめ方や削り方には非常に残念でした 2時間30分ほどの 上映時間なのですから このあたりはシナリオを 無理にまとめて先の話にしなくても、原作を尊重してセリフを改変せずに 忠実に再現することで、違国日記の独自性を損なわず 忠実に再現することで、違国物語の独自性を損なわず 表現し、伝えられたのではないかと思えました また、個人差はあるかもしれませんが、朝ちゃんの 天真爛漫さは非常に素晴らしかったです ただ、どうしてもそれが過剰に感じられる部分や、 あまりにも歌がうますぎるという エンドが、原作を読んだ方にとっては 違和感が残ったのではないでしょうか おそらくほとんどアドリブのような撮り方をされていたので、自然体で 撮ることができたため、やはり演技ではないために メリハリのつく新垣さんの演技とは 真逆に映ってしまったのだと思います ただ、これに関しては、だからこそ、うまく 二人の役割が自然に 型にはまっていたとも思えました ここまで辛口で話してしまいましたが、正直 映像化が難しい作品ではあります しかし、原作漫画の静かな優しさの雰囲気が十分伝わる 長編映画ですし、原作を読まれた方にとっては 非常に楽しめる作品なのでオススメです では なぜここまで辛口で話したかと申し上げますと、 私としては原作必読の映画だと 思い、原作を読まずに本映画を観て「つまらなかった で終わらせてほしくないためです 原作を読んでいれば、本映画が尽力されて伝えようとした 想いが感じ取れますし、本映画を最大限に楽しめると思います また、終始静かで ノスタルジックに浸れる作品であり、ゆったりと優しい 気持ちになれる作品でもありますが、原作未読で 観てしまった方がその流れに乗り切れず「静かな映画」という感想だけが残ってしまうことも 避けたく、本レビューを投稿させていただきました この動画を見ることで、原作未読で 「なんとなく」で見る方が少なくなることを祈るばかりです また、私が一番このレビュー動画を投稿するに至った 動機としては、原作未読の方の感想の多くに 「原作は読まなくてもいいか」という声が多かったことです もし本映画を見て そう思った方がいらっしゃいましたら、本当にもったいないので、 最初の1巻だけでもお読みください 私は人生の必読書であると思えるくらいです。本映像作品にも登場した 「私はあなたを踏みにじらない」など多くの言葉たちに 映像では流れてしまう言葉も、漫画だからこそ 目を留め、救われる瞬間があるはずです 1巻は AMAZONで無料なので、概要等に URLを載せておきますので、ぜひご覧ください 皆様の感想コメントをお待ちしております コメントは ネタバレOKなので、どうぞよろしくお願いします 今回は珍しく辛口になってしまいましたが 本作がただつまらなかったと 思ってしまって欲しくないという気持ちが強くなってしまい、 このようなレビューになってしまったことをお詫び申し上げます ただ、このレビュー動画によって原作を しっかりと読んで、そして本映画を見て楽しかった、面白かったと 少しでも多くの方が思っていただけたら、私としても このレビュー動画を投稿してよかったなと思えます 本当に原作は素晴らしい作品でした ぜひ皆様の心のバイブルになった漫画や映画をコメントでご紹介ください さけねこチャンネルでは引き続き アニメ・漫画・映画を発信していきます この動画が参考になりましたらチャンネル登録高評価をよろしくおねがいします それではまた映画の世界でお会いしましょう 長い間ご視聴ありがとうございました
皆様はどうでしたか?共感したコメントや感想お待ちしております。
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以下参照源
累計販売数180万部を突破し「心が救われる」と多くの共感を得た
ヤマシタトモコ原作の『違国日記』が待望の映画化!
人付き合いが苦手な小説家の槙生(新垣結衣)と両親を亡くした少女の朝(早瀬憩)。
決して交わることのなかったふたりの、ぎこちなくも愛おしい同居生活がはじまる―。
映画『違国日記』
2024年6月7日(金)全国ロードショー
出演:新垣結衣 早瀬憩
夏帆 小宮山莉渚 中村優子 伊礼姫奈 滝澤エリカ 染谷将太 銀紛蝶 瀬戸康史
監督・脚本:瀬田なつき
原作:ヤマシタトモコ (祥伝社 FEEL COMICS)
配給:東京テアトル ショウゲート
Ⓒ2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会
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1件のコメント
辛口というより、原作が本当にお好きなのだと伝わりました!!