「どうして最後の願いさえ叶えてあげられないんだ」亜紀の遺骨を握りしめるサク…|『世界の中心で、愛をさけぶ』第11話 名場面
「もう、亜紀はいない――」
葬式からも逃げ、現実を受け入れられないサク。
亜紀を失った悲しみで、何もかもから逃げ続けていた。
そんなサクに父がぶつけた言葉。
「どうして、死んだ人間の最後の頼みを聞いてやれないんだ」
その言葉と、何度も聞いた亜紀のカセットテープ。
ようやくサクは、亜紀が残した最後の願いと向き合う。
そして向かったのは、二人が約束したオーストラリア・ウルル。
でも、風に乗せるはずの遺骨を、サクはどうしても手放せなかった。
愛する人を失った現実に、最後まで抗い続けたサク。
この瞬間、彼の悲しみがすべて溢れ出す。
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